至福で寂しい3日間。
おはようございます。ふるまんの朝カフェにようこそ。
皆様はよいゴールデンウィークをお過ごしでしょうか?
私は子供等を連れ3~5日の3日間、実家へ行っておりました。
盆と正月、そしてこのゴールデンウィークに
(ダンナ抜きで)子供等と2・3日実家に泊まらせてもらうのは、
かかしたことのないお楽しみの恒例行事なのですが、
今回私にとってはちょっとさびしい思いの
帰省だったなぁというお話。
いや、いつものように至福の3日間を
実家では過ごさせていただいた。
上げ膳据え膳の夕食。
ウチではめったにしない昼間の外食。
ゆっくり好きなテレビは観られるし、
とにかく家事のことを考えなくても良いというのがすばらしい!
・・・しかし一方、
胸にぽっかりと穴のあいたようなさびしさも覚えたのは・・・。
子供等がチビチビの頃には、「じっちゃん」(実家の父)が、
内孫(姉の子供等)外孫(私と妹の子供等)を、
プールだ海だ公園だと遊びに連れて行くといい、
私も子供等のお守りに同行したものだった。
それが、小さいうちはつきっきりでたいへんだったが、
次第に大きくなってくると手がかからなくなり、
遊ぶ姿を余裕で傍観できるようになり、
「あ~楽ちん♪」なんて思っていたのだ。
しかし、子供等が更に大きくなってくると
・・・じっちゃんも私もお役御免になってしまったのだ!
勝手に自分達だけで、遊びの計画を立て、
ウチらは目的地まで彼らを送り迎えする
アッシー君(死語か!?)に成り下がってしまったのだ。
それでも前回まで「カラオケ」だけは私も同行していたのだ。
私自身はいつもは歌わず、子供等の歌う姿を
けっこうおもしろげに見ていたものだが、
今回は歌っちゃおっかな~♪と密かに思っていたのだ。
しかし出がけに「保護者同伴でなくてもいい!」と、
拒否されてしまった!
「・・・あ、そうなの。それじゃあんたらだけで行っといで。」と
フツーを装い、もはや大学生になった甥っ子に子供等を託すと、
場所にだけ送り届け、私は戻ってきたのだった。
・・・こちらが「子供等と一緒に遊びたくなる」ようになったとき、
子供等は親をウザったくなるのだなと実感した。
実家に戻ると、洋間には小さい頃の子供等の写真が飾られている。
プールの帰り、一列に椅子に座り、
濡れた髪にアイスクリームをほおばる姿。
じっちゃんが映したものだ。
あの時は「よくマメに映すよな・・・。」と思っていたが、
そのお陰でこうして今 子供等の無邪気だった頃の姿を
見られるのはありがたく懐かしい。
そして、「あのお守りで大変だった頃が、実は一番自分が
必要とされていて楽しかった日々だったのかもしれない・・・。」
と、ちょっとウルッときてしまった。
そんなカンジで、
今回は完全に親離れされてしまったことを
実感した帰省なのだった。
今朝はちょっとしんみり。朝から雨だからかなぁ?
それでもこれから買い物に行ってきます。
それではゴールデンウィーク最後の休日。
お出かけのアナタもそうでないアナタも、
充実した一日をお過ごしくださいね。
ふるまんの朝カフェでした。ご訪問ありがとう。
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うっと~しく構われている時…
それは必要とされている時。
必要とされている時は、
とても充実しているのですね。
しかしその充実感は、
必要とされなくなる時まで気づかないもの。
人間はいつもそう。。。
大事なものは無くしてからじゃないと
気づかないんですよね。
誰でもみ~んな同じなんですね。
投稿: hide | 2007年5月 8日 (火) 00時23分
ホントですね・・・。
なくしてはじめて気付くものです。
しかし、「必要とされなくなった。」
「いたらかえって邪魔なんだ。」なんて
気持ちをかかえてると、しょぼくれて
老け込んじゃうな~。
親離れされたらされたで、気持ちを切り替えて
自分の生き甲斐を見つけなきゃ、ですね!
投稿: ふるまん | 2007年5月 9日 (水) 01時09分