菊姫、受難。
毎日の快適なお通じのため、
手作りのケフィアヨーグルト生活を続けている
ということを以前に記した。
それはもちろん現在も続けている。
続けている・・・
のだが・・・
というお話を。
ケフィアの手作りヨーグルトは、牛乳500mlの中に
ケフィア菌の粉一袋を(フツーの粉薬くらいの量のやつ)
さらさら~っと入れる、
それだけである。
しかし、夏場はそれだけやれば室温で固まってくれたのだが、
冬場となるとそうはいかない。
菌を混ぜたその牛乳は25℃くらいはないと固まらないため、
その容器をくるむ専用の保温カバーが必要であるのだ。
それも私はちゃんと持っている。
それで容器をくるみ、コンセントをさす。
それだけのひと手間が冬場には必要である。
そう、ただそれだけの手間なのだが、
・・・ついつい面倒になって「ま・・・明日作るか・・・。」ってなカンジで
ヨーグルトがなくなって次のヨーグルトを食すまで3・4日、
間が空いてしまうことがある。
でもまぁ、そのくらい食さない日が続いたとしても、
なんらお通じの調子に不具合があったわけではなかったので、
・・・油断してしまったのだ・・・。
この前・・・5日ほどであったろうか・・・
ヨーグルトを食さない日が続いた。
そして事件は起こったのだった。
こっから先は擬人法にて状況をお伝えしたいと思います。
「ほほほ・・・ほほほほ・・・・」
「こ・これ菊姫様!屋敷の庭といえど
その様に無防備ではしゃぎ回っては危険!
この頃は身辺警護の毛不居亜(けふぃあ)殿も
何故か連絡がとれずじまい・・・
これは何かよろしくないことが
起きる前触れではないかと。」
「ほほほ・・・ばあやは本当に心配性であること。
この菊姫、いつまでも毛不居亜(けふぃあ)殿なしではおれぬほど、
弱い女ではありませぬ。」
「し・しかし、またいつあの”茶の軍団”が攻めてくるかわかりませぬぞ!
油断は禁物かと!・・・はっ!?」
そのとき城の門を破り、”茶の軍団”が攻め入ってきたのだ!
茶の軍団は縦列をなし、菊姫に向かって勢い突き進む!
「ほほほ・・・来るが良い、曲者共!
この菊姫、毛不居亜(けふぃあ)殿の力を借りずとも、
自分の身は自分で守れるということを証明してくれるわ!!」
菊姫は襲ってくる軍団に、果敢に立ち向かう!
順番に襲い来る悪漢をひとり、またひとりと次々倒していく。
・・・しかし、その動きに次第に疲れが見え始め、
菊姫にあせりの色が。
「これは・・・何か違う・・・いつもの軟弱な奴らではない・・・!?」
とうとう軍団のひとりとつばぜり合う。
不敵に笑う悪漢。
「くっ!こ・・・こやつ、なんて頑強な・・・。」
「ふっ。ここまでだ、菊姫。覚悟ッ!!」
ズバアッッ!!
「はううぅッ!!」
「姫ッ!?菊姫様ァーーっ!!」
菊姫に深手を負わせたと知るや、
茶の軍団は一気に城外に退散する。
その場に倒れこんだ菊姫に駆け寄るばあや。
懐紙を取り出すと菊姫の傷口を塞ぐ。
しかし、それは見る間に赤く染まっていく。
「姫様!お気を確かにっ!!」
「・・・ばあや・・・、私が愚かでした・・・。」
「姫様・・・。」
「毛不居亜(けふぃあ)殿なしでも自分の身は自分で守れるなどと・・・
思いあがっておりました・・・。
我が身の無事は毛不居亜(けふぃあ)殿あってのこと・・・。
このような目にあって初めて気付くなど私は・・・
本当に・・・
愚かな・・・・・・ガクッ」
「おおぉ!姫!!菊姫様あぁーーッ!!」
・・・とまぁ・・・
少し前に私のトイレタイムにこのような事件が
起こってしまったわけで・・・(長いわ!)
”菊姫””茶の軍団””ばあや”。
それぞれが何を意味するかピンときてもらえるだろうか・・・?
いやぁ・・・菊姫が深手を負ってしまったので、
痛さで仕事中とか気になってもう・・・。
慌ててケフィアのヨーグルトを毎日かかさず食し、
現在ではまた腸の調子も改善されて”茶の軍団”も弱体化。
私の菊姫も快方に向かっておる次第である。
・・・めでたし、めでたし。
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