くだらなくなんか、ない!!
ようこそ、いらっしゃいませ。
前回「漫画製作を落ち着いて取り組む」って記したときに
”あ、この「落ち着く」っていうのが肝心だな”
という気付きがありましたよ。
時々やってくる「否定的な囁き」
それがどこからくるのか考えてみるんだけど
子供の頃は母親から
「漫画なんてくだらない!ばからしい!」
って言われてましたからね。
とにかく、漫画を熱中して読んだり、
テレビアニメをケラケラ笑ってみてたりすると
「そんなのばっかり読んで(観て)ないで、さっさと勉強しなさい!」
ってカミナリが落ち、楽しい気持ちが一転する
・・・そんな子供時代。
そこで身についたことは
極力母親の目につかないところで漫画を読み
母がいるときにテレビアニメを観るときは
「おもしろい」という感情を出さないようにする。
「まんが絵」を描くときは、こそこそと。
親が部屋に来ると感じたらサッと机の中に隠す・・・
親にくだらないと腐されるものが、自分は好きであるのだけれど
そうあることは親の意に沿わないことなので、ばれないように隠す。
いま思えば、母親には
「自分の嫌いなもの・くだらないと思うことを
子どもが楽しんでいる」
ことが気に食わなく、腹立たしくなったり嫌悪を感じたりする心理があって
その母の心理に影響を受けた私は
50代になっていてもまだ、
自分のどこかにそれがこびりついたままなのかと気付いたのよ・・・
だからね、
「漫画なんてくだらないばからしいそんなものにかかわるのは恥だ」
・・・って無意識のうちに感じていたのは
自分自身が思っていることではなく
子どもの頃の母親による刷り込みなんだ
って自覚できればね
そして、いまとなっては
「自分が漫画を描くことを楽しんだって夢中になったって
誰も怒ったり不快に思ったりしないし、ばかにされたり
嫌われたりもしない。安気に自由にやっていいんだ」
ってきちんとわかればね
自分は「落ち着いて」描くことと向き合えると思うのよ。
お読みくださりありがとう。
それでは、また。
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漫画製作は毎日続けておりますよ。
いまは、とにかく画力不足なので
ドラマの中のシーンとか
家の中にあるものとか
目につくものを描いてます。
登場人物についても、こういう仕事をしてるなら
こういうものが部屋にあるだろうか
こういう性格なら、こういうしぐさをするだろうか
と色々考えて人物像を固めていってます。
先は長いけど、やる。
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