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2019年8月13日 (火)

わたしはいい子。(2)

前々回の続きです。
私はどうして場面緘黙になったのかと
自分なりに考えたことを記しています。

さて、
母親を怒らせたくない
母親の怒声を聞きたくない
家の中が穏やかな場所であってほしい
と願っていた私。

「面倒なことにかかわりたくない」
「厄介事をもちこまれたくない」

と、思っている母親の気持ちを無意識に察しながら
「親の言うことをよく聞く子供」
を演じて(演じるという意識もないのですが)
日々過ごしていた私ですが
別にそれで母に認められるということは
ありませんでした。
「子供は親の言うことを聞くのが当然だ」と
思っていたのでしょう。

それでも、いつもいつもいい子でいたわけではなく
幼稚園の頃だったか
親戚のおばさんが家に寄ってくれたことがあり
私はうれしくて、母とおばさんの前で
はしゃぎすぎてしまったことがありました。
おばさんに笑ってほしくて
変な踊りを踊ってみせたり
当時、テレビでやっていたような
変な言葉を大声で言ってみたりしたのかな。
そんなことをやっていたら突然
母のあの刺すような、鋭い声が
頭の上から降ってきました。

「調子に乗るのもいい加減にしなさいよっ!!」

と。

その時、ショックを受けながら私は

私が感情のままに振舞うことが
母をイライラさせてしまう
母を不愉快にさせてしまう
母に恥ずかしい思いをさせてしまうのだ、
察してしまったようです。

「調子に乗るな」

という言葉は、その後も、
今ですらたまに
自分を戒める時に「自分の内から」出てきます。
何か、とても気分が高揚した時
手放しでワクワクしている時
そんな風に思っている自分を
もう一人の自分が気が付いて
「調子に乗っちゃダメだ!
そんな風に浮かれていると
きっと後で何か悪い事が起こる。
きっと誰かを不愉快にさせている
きっと誰かを傷つけているぞ」
と、囁くのです。

さて、これも今になって思うことなのですが
幼稚園時代から私は緘黙であったとしてきましたが
きっと当時の頃の自分は
自分で「しゃべれない子」だという自覚は
まだなかったかも、と思います。
幼稚園にいる自分と、家にいる自分は違う
とは、それほど感じることはなかったと思います。
ただ幼稚園に行きたくないという気持ちはいつもあり
実際、行きたくないとゴネたことも
泣いたこともありますが
毎回、母に怒られては手を引っ張られて
行かされたような記憶があります。
いつもは優しい父までが
「いったい何が悲しいんだ!?」
と、母に替わり私を幼稚園に連れていく道中
イラついた調子で聞くのですが
私は泣くばかりで答えることができませんでした。

当時は「しゃべれない」ということでなく
「せんせいがこわい」
「ねんどあそびをしなさい(※)といわれるのがこわい」
というはっきりとした理由があった時もありますが
(※ブログ「いつもひとりで」の「ねんど遊び」にそのことが記してあります)

なんだかわからないけれど
あのきょうしつのなかに、おおぜいのこどもたちといっしょに
いれこまれてしまうのが、ふあんでしかたがないのです。

・・・なんて、5歳くらいの子供が
大人達にはっきり言えるわけもないでしょうね。

190813

また、長くなりましたのでここまでで。
お読みくださりありがとう。それでは、また。


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