« 軽い言葉の重み(1) | トップページ | 軽い言葉の重み(3) »

2019年7月12日 (金)

軽い言葉の重み(2)

「ばぁちゃん、自分が飲みたいなら、
一人で行ってくればいいじゃん」


てなことを言ったその時の私ですが
何度も私を誘うばぁちゃんのことを
「しつこいなぁ」とは思いましたが
つい冗談めかしで口に出た言葉で
別にひどい調子で言ったわけでも、
傷つけたいと思って言ったわけでもありません。

当時8歳くらいの私にとって、ばぁちゃんは
ちょっと気難しかったり
めんどくさいところもあったけど
遊び相手になってくれるし
おやつも作ってくれる
「孫を無条件で可愛がってくれる、
”このウチのおばぁちゃん”」
だと思っていました。

そんなばぁちゃんに、本当に何気なく言った一言です。

そう言ったあと私はその場を離れ
別の部屋に行って遊んでいました。
そんなことを言ったということも忘れて。

しばらくして再び、ばぁちゃんのところに行くと
(結局、自販機に行ったかどうかはわかりませんが)
いつものように縁側に座って、
毛糸の束をほどいて玉にしていました。
それを手伝おうか?と無邪気に話しかけるのですが

ばぁちゃん、ムッツリして私に口をきいてくれないのです。

?どうしたのかな?ばぁちゃん、具合でも悪いのかな・・・

さっきとは違って
機嫌の悪そうなばぁちゃんは
むっ、と口をつぐみ何も喋らないので
私は「なんか変だな」と感じつつその場を離れました。

190712

その時、私は全く気づきませんでした。
ばぁちゃんが、私に怒っていたということを。
前に私が言ったあの言葉
「自分が飲みたいなら、一人で行って」
その言葉にえらく気分を害してしまったのだ
ということを。

そして、その日の夕方に
私にとっての忘れられない事件が起こります。

二階の部屋で姉妹で遊んでいる時に
階下から母が、鋭い声で私を呼びつけました。
突然、明らかに怒った調子で呼ばれ
何事かと驚いて、とにかく台所の母のところに行くと
そこには、目を吊り上げ怒りの形相の母が仁王立ち
テーブルにはばあちゃんが座っており・・・
わけがわからず、ぽかんとしている私に
母は
「アンタ、ばあちゃんに何であんなひどいこと言ったの!!」
と、えらい剣幕で怒鳴ってきたのでした。

もう、長々とごめんなさいね。
まだ続くんですよ・・・
ひとまずよろしければ・・・
↓↓

絵日記ランキング

場面緘黙症ランキング

|

« 軽い言葉の重み(1) | トップページ | 軽い言葉の重み(3) »

場面緘黙のこと」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 軽い言葉の重み(1) | トップページ | 軽い言葉の重み(3) »