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2011年2月12日 (土)

40代主婦戦士・7

ようこそ、いらっしゃいませ・・・と、今日は言えなくてスミマセン。
今回は、去年ちょこちょこ作成していた
”40代主婦戦士”を、また数カ月経った今頃にアップしました。
もう、どなたも内容なぞ覚えておりませんでしょうし
くだらないっちゃ、くだらない内容なので
どうしようかと思ったのですが
やはり、一応作成していたので・・・
せっかくお寄りくださりましたアナタ。
今日はスルーしてくださっても、
あの、全然かまいませんので・・・。

それでは、一応続きです。


★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜


律「佐藤さん・・・あの・・・まさか、佐藤館長・・・ですか・・・!?」

佐藤はゆっくりと顔を動かすと、
表情はぴくりとも変えずに律を見おろした。
そして、またゆっくりと口を開いた。

佐藤「・・・久しぶりだな・・・荒川君・・・」

律は、やはり・・・!と思いはしたが、
それにしても目の前にいる佐藤と自分の知っている佐藤は
あまりにも違いすぎ、驚きを隠せずにいた。

佐藤と律は数カ月前までは、
同じ職場で働く上司と部下であったのだ。

とある公共施設の管理・運営をまかされていた二人。

そこに配属された頃の佐藤は、
大柄な体型は変わっていなかったが、
髪をぴっちりと七三に整え
清潔感のある、すらっとした背広姿で、
眼鏡の奥の瞳はいつも穏やかだった。
仕事ぶりはかなり真面目すぎるきらいはあったが、
自分に与えられた仕事に対する真摯な姿勢と謙虚さと
その人柄で施設に入っている業者
(設備・清掃・受付・食堂等々・・・)の
信頼も得るようになっていた。
皆、佐藤を中心とした一体化したチームになり、
家族のように温かく、まとまりがあり
その公共施設の利用満足度はじょじょに高くなり、
クチコミで評判は広まり
地元の企業はどこも、社員の宿泊研修にと
その施設を利用するため、予約状況はいつも満室になったのだ。

律はそんな佐藤のもとで仕事ができることを誇りに思っていた。

しかし、そんな時 突然自分に出された辞令

・・・40代主婦戦士達の世話係・・・

泣く泣く職場を移動した律だった。
40代主婦戦士達のパシリのような扱いを受ける日々
律のその心のうちは、またいつかあの職場へ・佐藤の部下へと
戻ることを希望していたのだ。

しかし突然!意外にも、佐藤のほうからこちらに現れたのだ!

が・・・

この変貌ぶりは・・・?いったい佐藤に何があったのか・・・

律「なぜ佐藤館長がここに・・・?
 あの・・・”男性要員一名希望”と私は要望書を出して・・・
 カッコ書きで(俳優・佐藤 健似の男性希望)と
 明記したのですが、まさかそれが・・・?」

佐藤「名前が似ているということで・・・即決だったようだ」

律「そ!そんな簡単に!?私はまた
 一般の募集をかけて、面接して決めると
 思ってました!まさか職員から適当に選抜されるなんて・・・」

佐藤「外部から新たに雇うと人件費がかかる。
 なるべく職員で間に合わせたいという上の意向だ。
 私もこの突然の人事に戸惑い、迷った・・・
 しかし、断るわけにはいかない。
 全く未知の仕事だが、飛び込む決意をした。」

律「そうだったんですか・・・。でも、決断されてからここに来るまで、
 数か月経っているんじゃないですか? 
 その間、何をされていたんですか?
 その・・・変貌ぶりは一体・・・?」

佐藤「・・・主婦戦士達を相手にする仕事だ・・・
 私はまず”主婦の心”を知るために、どうしたらいいか
 考えてみたのだ。残念ながら私はまだ独身。
 妻にそれを聞くということもできない・・・なので私は
 まず、同僚の奥方にかたっぱしから話を聞いてみた。
 主婦とはどういうものかと。
 しかし、話をきくだけでは知識としてしかわからない・・・
 私は身をもって知るために
 次に、独身の先輩・同僚・後輩のもとに泊まり込み
 主婦と同様の生活をさせてもらうよう頼んだ・・・」

律「え!?そ・そんなことまでしたんですか!?」

この、仕事に対するまじめすぎる姿勢・・・変わっていない。
どこかズレてはいるが・・・。

佐藤「料理・洗濯・掃除など・・・
 育児と夜の生活以外はすべてこなした。
 自分でいうのもなんだが夫とみたてた相手を、
 真から妻のように甲斐甲斐しく世話をした。
 どの家も10日ほどの滞在だったが
 家を出るとき男達から言われたものだ
 ”行かないでくれ。
 一生、俺のために味噌汁を作ってくれないか”と。」

律「(ちょっと引き気味で)・・・はぁ・・・
 つまりそれほどに主婦っぽくなれて・・・
 その心も理解できたわけですね?」

佐藤「まだまだ足りなくはあるが、私には時間がない。
 次は私は・・・”女戦士”というものを理解せねばと思ったのだ
 しかし、それが・・・過ちの始まりだった・・・」

そこで佐藤は、くっ・と唇を噛みしめた。
律は、はっとした。佐藤の苦悩に満ちた表情・・・
”女戦士の心”を知ろうと佐藤の取った行動。
それがはからずも自分自身をこれほどに変貌させてしまったのか!?

律「佐藤館長!いったいご自分に何をしたんです!?」

佐藤の眉間の皺はいっそう深くなった。絞り出すような声で

佐藤「・・・初期からこれまでの・・・
 いわゆる”美少女戦士モノ”のDVDをレンタル屋で一気借りし、
 数日有給を取り昼夜問わず一気視聴した・・・」

律は張っていたキモチの腰がくだけるような感覚があった。

律「・・・・・・そ・そこですか・・・」

脱力気味になってきた律だったが、
佐藤は真剣な面持ちで続けた。

佐藤「それは衝撃的だった。
 いままで自分の知らなかった世界がそこにあった。
 私は見る間にその世界に魅きこまれていくうち・・・
 自分の内にある禁断の扉を開けてしまったのだ・・・」

律「・・・えっ・・・?」



・・・しばしの沈黙があった・・・
佐藤はうつむき、沈痛な表情を浮かべていた・・・

が、意を決したように顔を上げると
数歩 歩み寄り律の目の前に対面するように立った。そして

佐藤「荒川君!見るがいい、これを!!」

佐藤は変質者よろしく、
律の目の前で黒コートの前をばっ!とはだけて見せた。

律「ええっ!?」

1110

律は驚愕した!
律の目に飛び込んだ衝撃の光景とは・・・!?

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

今日は自己満足な記事ですので(いつもか)
申し訳ないので、コメント欄は閉じまして
ランキングバナーも外しますので・・・
もし、お読み下さったアナタ・・・ホントにすみませんねぇ・・・。

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