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2009年8月16日 (日)

アケテハイケナイ・・・!

お盆も終わりましたね。ウチもまずまず無事に終えたわけなのですが・・・

今日はそのお盆前にあった「身の毛もよだつような出来事」を・・・。


今年の梅雨は長かったですよね。で、私がちょっと困っていたのが「布団干し」。
洗濯物が乾かないのも難儀だったけど、
実は梅雨前に片づけておけばよかった厚手布団や電気カーペットやコタツ布団が
怠慢もあり時期を逸して片づけられないままになっていて、
そうこうしてる間に梅雨に突入。
これでもかと続く長雨。
なんとか晴れ間のある休日に急いで干しても数時間で天候がかわったりでね。
なかなか片づけるまでに至らず、とうとうお盆前まで
仏間にうっちゃらかし状態になっちゃってたのです。

・・・という状況であったとまずお知らせした上で、
12日にあった出来事を。


やっと梅雨明けの声を聞いた数日後のこの日は驚くほどの晴天!
というか猛暑!

「やっとこの布団たちを・この部屋を!片付けることができる!」

仕事もこの日からお盆休み。
仏様を迎える準備もしなくてはならないし、
マジで馬力をかけてこの仏間を片づけなければならない!

いくわよッッ!!

自分に気合をいれ、まずは布団の片づけから!
部屋の端っこにたたまれてある義母の羽毛布団を持ち上げ

「これは確か晴れた日に一度干したんだっけ?
でも、もう一度干すか?このまま袋にいれてしまうか?」

なんて考えている・・・と・・・?

「・・・・・・?」

なんか右腕の一点に妙な感覚。見ると・・・

「・・・・・・・・・?・・・蛆(ウジ)・・・?」

よくよく見なければわからないほどの小さな小さな虫がモゾモゾと動いてる。

「わからないけどこれって、ウジ虫?でもこんなの・・・一匹だけって変じゃない?
”蛆がわく”っていうし、一匹見かけたらどっかに大量に・・・いるのでは・・・?」


腕でモゾつくそれをつぶした後も何か胸に広がるザワつき感。
一応義母の布団を見回すが別に異常はない・・・。
その場に座り込んで考えていると、
ふと羽毛布団を上げたとき姿を現した小さな包みが目に入る。
不透明の白いレジ袋に包まれたそれ・・・。


Aketehaikenai1


















実は私はこの梅雨時期、布団を出したり入れたりしているときに
何度かそこにその袋が置かれたままになっているのを見かけている。

・・・が、別段気にとめてもいなかったのだ。
確かそれはダンナが以前、
この仏間のフスマや障子を張り替えたときに余った、
糊とかハケみたいなものが入っているのだろうと思っていたからだ。

しかし、この出所不明の一匹のウジの出現によって・・・

この布団の下から出てきたこの包みが・・・

何か妙に気にかかってきた・・・。

「でも、虫がわくようなものなんか入ってないはず・・・だけど・・・」

座ったまま、ずずっとその包みに近づく・・・

それを上から見ると・・・

「・・・???」

縛ってある口の周辺がなにやら変・・・

内側に何か黒くうごめく点々・・・
やはり

「虫っ!??」

そんな!障子用の糊に虫がわいたってこと??そんなことある??

慌てて袋をつかんだその時!

「これは・・・違う!!」

この袋を両手でつかんだ触感が、
これがいままで思い込んでいたそれではないと悟ったのだ!
しかしそれならば・・・

「これは・・・いったい・・・何・・・??」

両手でつかんだ包みをゆっくり持ち上げ・・・動かして・・・見る・・・。

うぅん・・・わからない・・・。

包みを顔の上まで持っていき下からのぞきこんで・・・見る・・・

と・・・?

「うッ!!?」

何か茶色っぽい液体が底に溜まっているではないか!

袋を乱暴に傾けていたら縛り口から染み出しているところだった。
何!?何なのこれはッ!??

得体のしれないこの中身を早くこの目で確認しなくては、
とレジ袋の結び目をほどきにかかる。

しかし結び目が緩み、さぁ一気にそれをほどいて中を確認するかというところで


「ソレヲアケテハイケナイ・・・!」


自分の内なる声が!
私の本能は、開けると自らに襲いかかるであろう最悪の状況を感じとったのだ!

私は内なる声に従い手を止めた。
しかし胸中、やはり中を確認しなければという使命感と、怖いものみたさが混在し、
数秒そのまま固まっていた。

そうしてる間に緩んだ結び目のわずかな隙間から

酷い、とてつもない悪臭が漏れ出てきたのだ!

「臭ッッ!!!」

声に出すと、悪臭が口に入ってきそうなので心の中で叫ぶ。
その猛烈な悪臭!卵の腐ったような・・・

「そうか!!」

それで私はすべて理解した!

そう!その包みは文字通り


「腐った卵(1パック入り)」なのだと!!


義母が・・・近くの店で買った卵を何故か仏間に持っていったまま忘れ、
そこにずっと放置されたそれは長雨で湿気ジメジメになりながら・・・
あるときは布団を被せられムレムレになりながら・・・
見過ごされ次第に原型をとどめておくことができずに殻がひしゃげ、
中身が垂れ流れ・・・腐敗し
大量の蛆・虫を生み出す温床となってしまったのだろう・・・。

もし、完全に結び目をほどき中をのぞいていたらば、
私はその壮絶な悪臭と身の毛もよだつ光景に気を失っていたかもしれない。


「うわああァァァーーーッ!!
勘弁してくれ!勘弁してくれえええーーーッ!!」



心で絶叫しながら私は息を止め、その包みをつかむと玄関に行き、
中身が漏れ出ないように慎重に「ジップロック」にその包みを入れ、
さらにもう一枚袋を被せると裏口からそれを出した。

「はぁはぁ・・・今度のゴミの日に忘れずに朝イチで出さねば・・・」

玄関では、そのわずか数分の作業にもかかわらず、
悪臭がしばらく留まり続けた。

しかし、仏間に放置されていたうちは
それほど結び目がしっかりとしていたわけでもないのによく臭わなかったものだ・・・
と、ちょっと不思議な気がしているのだ。


「でもさぁ!まさか仏間にナマ物が置いてあるなんて思わないじゃん!
なんでお義母さんあんなとこに置いたまま忘れちゃったかねぇ!?」

と、仕事から帰ってきたダンナに早速、
グチたらたらでこの出来事を報告したのだが・・・

半分は自分の思い込みと
布団の片づけを延び延びにした怠慢のせいであるということは・・・


・・・口には出さなかったのである。

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