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2007年12月18日 (火)

腰パン画伯。

今回は、この間久しぶりに行った居間の清掃時のひとコマを。

掃除機をかける前にと、
居間にちらばったあれやこれやをまず片付けていたのだが、
その時隅っこのほうに丸められ輪ゴムで止めてあった
四つ切画用紙を発見。

「あ・これは・・・?」

何かというと、息子の夏休み課題のポスター。
提出してたやつが最近戻ってきてたらしい。
確か夏休み終わり直前のやっつけ仕事だったやつだろう・・・
と思いながら輪ゴムをはずして中を見てみると

・・・はたして、その通り!

やっつけたつもりが返り討ちにあったような出来栄えで
腰がくだけそうである。

ポスターの選択テーマは「健康」。
息子は
「早起きして、しっかりと朝食をとろう」の主旨で
描き上げようとしたらしいが、
人物を一切排除したその構図は
紙上左側には朝6時を指した目覚まし時計と
もぬけのカラになってるベッド。
そして右側には朝食らしきものが描きこまれるといった、
「早起き・朝食」のキーワードそのままの
ダイレクトな構図になっている。
しかし、ポスターと言う割りには弱腰なフリーハンドと、
淡白な色彩でインパクト皆無の状態になっている。
朝食らしきものも、
「ご飯・
具が何も入ってない味噌汁・
付け合せもなにもない目玉焼きが乗っかった皿」。
以上である。
これでは、「健康的な生活を!」を訴える
テーマポスターというより
単なる「粗食の朝」という息子の日常のひとコマである。

・・・しかし何故かこの脱力系のポスターもどき。
じっと眺めているとひとりでに微笑みがもれてくる
といった妙な味のある作品だと感じるのは
親のひいき目のなせる業なのだろう。
しばし掃除するのも忘れその絵にハマり、
くすくす笑いが止まらない。

そこへ「何笑っとんの」と、
あいかわらずジャージを腰まで下げた
画伯・ご本人の登場である。
私が手に持ってるポスターを見ると、
「あーそれ捨てといていいよ。どうせやっつけだから。」と、
思いいれもなにもなくそういい残し、
ちらかった居間から自分の必要なものだけを拾い上げ
早々に自室に戻って行った。

・・・うぅん・・・

捨ててもよいといわれてもなかなか親にはそれができない。
「これはウチの画伯が腰パン時代に描いたものだったよなぁ・・・。」と、
後々子供が大人となり、親元から離れていったとき、
眺めては思い出に浸ることができるだろうからだ。

”そんな切ない親の心情から、色んなモノが捨てられないのよね”
と心の中で言い訳しながらそのポスターを棚の上に置く。
そして、またこの日も時間のかかる部屋掃除となってしまうのだった。

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コメント

個性豊かな腰パン画伯の画を、
表現力豊かなふるまんさんの文章力で、
私の脳みそはその情報から
ほほえましい画と微笑みが浮かんできました♪
とてもいいですね!

投稿: hide | 2007年12月22日 (土) 14時17分

hideさん、ありがとうございます。
多分、美術の先生は評価に困ったと思うのですが
どんな絵でも自分の子供の絵は
な~んか特別なんですよね・・・。親バカですよね。
図体はデカくなったのに、画力が小学生頃のままっていう
アンバランスさに妙にウケてしまったというか・・・。
これからの成長に期待したいところです。

hideさん、ところでカゼはなおりました?

投稿: ふるまん | 2007年12月22日 (土) 21時23分

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