あるいは暴力という名のチョコ。(後編)
まず、結果を少女漫画バージョンで申し上げると、
「・・・やっぱり、皆の言うとおりだった・・・。
彼には近付いちゃいけなかったのね。
私なんかに手に負える相手じゃなかった・・・。
彼は私をさんざん弄んで、去って行ってしまった・・・。
自分だけは特別なんて、思いあがりだったのね。
・・・馬鹿な私・・・しくしく・・・。」
・・・というところでしょうか。さて、詳細は・・・
口の中にひとかけら入れて咀嚼するが・・・
「果して、苦い・・・。」
「でも、想像していたより、大丈夫っぽい・・・。」
と初めは思っていた。
だがしかし、次第に口の動きが緩慢になっていく。
口中に広がっていく苦味・苦味・苦味・・・!
なんだかチョコに軽い暴力をうけているような気になってくる。
すべて承知の上でねんごろになったはずなのだが、
この口腔内で彼が行う身勝手な振る舞い!
思いやりも何もなくただ強引に苦味ばかりを押し付ける!
精神的には「お願い!もうやめてぇ!!」って
身悶えしてしまうカンジ。
私の口腔内をかき乱すだけかき乱し、
食道へ下りていった彼。
・・・彼が去って行った後も、
口の中そこらここらに彼の居た痕跡が・・・。
ううう~~・・・、恐るべし”CACAO99%”!
アナタの残りの1%っていったい何なの!?
ひょっとして”やさしさ”ってやつ!?
それじゃ頭痛薬バファリンの方が、
割合的にかなりの慈悲深さだがね!!
1%のみの”やさしさ”なんて、なんの意味もないわ!
そんな暴君99%の痕跡を消すために私の取った行動は
”CACAO86%”の彼に癒してもらうことだった。
「お願い。彼を忘れさせて!」
86%の金紙をやおらめくると、半分ぱっくり口の中へ。
”・・・・・・おぉ~~~!!甘い!喰える!!”
さすが、14%のやさしさを含んだCACAO86%!
多分これから最初に食していたら顔をしかめていたろうが、
アレの後ではどんなチョコも
甘さがあるだけOKというカンジである。
続けざまに72%、63%とも、お口の中でランデブー。
・・・いや~~~、
やはりチョコは甘くなければ、チョコでありませんな。
というわけで、
99%は「菓子コーナー」に居るべきものではない気がする。
ホストクラブに実は格闘家が混じっちゃってる!
ってな様相ですぞ!彼は「健康食品コーナー」がふさわしい!
さて、実は私には、以前から定期的に購入している
いわば幼なじみの
”明治製菓「ストロベリーチョコレート」”君がいる。
↓↓
やはり、結局彼が一番。
ちょっとヨソで火遊びをしてみると
ロクなことがないというお話でした。
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もう、ふるまんさんの表現力には…
いやはや関心を域を超越して感動すら覚えます^^
暴君99%くんの残り1%のやさしさは、
きっと明治製菓の商品開発担当者のやさしさなんでしょうね。
非常に無意味ですがね…^^;
しかしここに非常に興味をそそられた人間が一人。。。
それが商品開発担当者の狙いだったのか!?
う~ぅぅぅどんな味なのか?試してみたいぞぉ~
買ってくるか!
投稿: hide | 2007年3月 5日 (月) 23時15分
うふふふ・・・、お試しあれですよ♪hideさん。
私の表現はちょっとオーバーでしたが、
精神的にはとにかく、体には良いチョコのようです。
お酒のつまみとかにいいかもですよ♪
投稿: ふるまん | 2007年3月 6日 (火) 00時40分