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2007年2月12日 (月)

女どアホウ高校入試。(中編)

(続き)さて、外まだ暗いうちに弁当を作る。
「もし、娘が高校に合格できたら、
4月からは毎日こういう生活になるのね。
朝の苦手な私には苦行になるが、
それでも娘がまっとうな高校生活を送れるのであれば、
こんな苦労厭うまい・・・。」などと、
ちょっぴし健気な母になりつつ、
弁当も出来上がる頃、
そろそろ娘が起きてこなければならぬ時間に。
受験日くらいは緊張で眠れず
自分で起きてくるかと思いきや、
やはりいつもどおり起こされねば、
起きん娘である。
・・・いつもは「さっさとしなよ~、遅れるんじゃないの!?」
などと、小言を言いながらの慌しい朝なのだが、
今日はなんといっても受験日。
「今朝だけはうるさいことは言うまい。
気持ちよく受験できるようにしてやらねば。」と
自分に言い聞かせた母ふるまんだったのだが、
さてどうであったか・・・

ぬるぬるとけだるい様子で娘が起きてくる。
「ゆうべ、雪が少し降ってたんだよ。
道路が凍ってるといけないから、
予定より少し早めに出るようにしよ。」
緊張しているのを顔に出すまいとするのだが、
なんとなく態度に出てしまっているだろう私とは対照的に
「ふ~ん・・・。」・・・平常心っぽい娘である。
朝食を出し、出発時間を伝えておく。
後は別に黙っていりゃいいのだが、
落ち着かないとついついいらんことを言ってしまうもので、
アレは持ったか!?これは入れたか!?と、
思いつく度に口に出てしまう。
ハンカチは!?ティッシュは!?などと言い出したときには
さすがに自分ながら”ウザすぎだろ!小学生相手か!!”と
思ったのだが、・・・・・・持っていなかった娘、
小学生以下か!

そんなこんなで出発時間。
よし!!気合を入れる。が、しかし・・・

「いくでぇ!豆タン!!」
「はいな、あんさん!!」※


・・・などというような、息のあったバッテリーのごときセリフが、
交わされるハズもなく!!


「どこ行ったーー!?娘ーー!!」

準備万端整った私は待てども来ない娘を
玄関先でイライラ待つ!
ヤツはまだ洗面所で身繕いをしている最中だったのだ!
ようようノンキに現れた娘に、
カリカリしていた自分 遂に声を荒げてしまう。
「アンタねー!出る時間ちゃんと言ってあったんだから、
ソレに間に合うように準備しなよ!のんびりしすぎじゃんか!」
「・・・大丈夫だって。出る時間が早すぎるんだわ。
もっとゆっくりでもちゃんと間に合うって。」


”むきーーっ!!でもでも山道越えて行くんだよ!?
道路が凍ってたらゆっくりしか走れないじゃん!!
だし、道が工事中で、
片側交互通行のとこもあるって聞いてるよ!?
それに・・・それに・・・(これが正直一番の心配事なのだが)
方向オンチの私が、道に迷っちゃったら
どーぉすんのよおォォーーーッ!!”


心の中で一気にまくし立てるも、
さすがにこんな心配事ばかり並べられたら、
ノンキな娘もナーバスになってしまうだろうと、
実際口に出さなかったが。
それでも当初の「娘に気持ちよく試験を受けさせる。」という
自分スローガンを、早くも破ってしまったようで、
多少自己嫌悪に陥りながら、
まだ朝日の出ぬ早朝、
娘を乗せ車を出発させたのである。(あら?まだ続く)

※「いくでぇ、豆タン!」「はいな、あんさん。」は、
この漫画のピッチャーである主人公と、
親友であるキャッチャーとの間で交わされる、
お決まりのセリフのようである。
キャッチャーは、ピッチャーの女房役って
言われることもあり、
なんとなく文字だけ見てると色っぽいカンジがしますな。
私が男性なら言われてみたい気がするセリフである。
↓↓

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