VSとんぼ。
「ふるまんちゃん、
雨が降りそうだから洗濯モン取り込んどいてくんせぇ。」
と義母に言われ、はぁい!と良い嫁っぷりな返事をし、
外に出たのはよかったが、
「・・・ひいッ!!」
干してある洗濯物を前に、
恐怖で足がすくむふるまんであった!
曇り空の下ふるまんと、
義母シャツにへばりついていた、
「アレ」との戦いが始まる・・・
シャツにビッタリはりついていたのは、トンボ。
↓↓
なんだろう?オニヤンマ?とにかくデカい!
こんなデカい生トンボを間近でみるのは
初めてのことかもしれない。
えぇっ!?気持ちワルっ!!などと思いながら、
それでもビクビクでよくよく見ると、
青いような緑のような不思議な色の目玉、
細長く先っぽが割れた胴体、
シャツをしっかりとつかんだ6本の脚、
・・・どれを見ても私にとっては鳥肌モンである。
「ダメだ・・・ヤツがへばりついている限り、
私は洗濯物を取り込むことができない・・・。」
早くどっかに飛んでいってくれないかと、
玄関先でうろうろしている私を不審に思い、
尋ねる娘に事情を説明する。
すると娘は外に出、小石を拾うと、
数メートル離れたところから
シャツをめがけて投石!
私同様、虫が苦手な彼女。
トンボに近寄って
逃がしてやることはできないが、
なんとか追い払おうと試みてくれたのだ。
・・・しかし彼女、
えっ!?と思う程のノーコンだったのである。
次々投げる石が一つもシャツに
かすりもしないどころか、
あさっての方向に飛んでいく・・・。
ある意味驚きの一面を披露しただけで、
娘は「ムダである」と
さっさと家に戻ってしまった。
空はいよいよどんより暗く、
いまにも雨粒を落としてきそうである。
・・・しょうがない・・・私がやるしかないのか・・・。
玄関に丁度2メートルほどの、
廊下の手すりをつけようと思い
買っていた棒がある。
それを外に持ち出して、いざ!と構える私。
えぇいっ!つんつん!
と棒の端っこでトンボをつつく!
胴体を、シャツからはがすように・・・持ち上げる!
し・しかし!
「何故だ!飛んでいかんがね!」
意地でも退かぬとでもいうように
足をふんぬ!と踏ん張っている。
「ううぅ~~!小ざかしい~~・・・!」
傍から見ると、いかにも何か
大捕り物をするかのごとくなのに、
デカ長い棒の先には単なるトンボ。
人が通りがかると恥かしいので、
あきらめてこそこそ退散する。
数分後・・・
「まだ居る・・・いやがらせか・・・。」
仕方が無いので義母には申し訳ないが、
そのシャツだけはスルーさせてもらい、
あとの洗濯物だけはなんとか取り込もうと決めた。
トンボから一番離れた洗濯物から、
そろそろと順次竿からはずしていく・・・。
と!突然!
「ジャジャッ!」だかなんなんだか
気色の悪い羽音をたてて、
ヤツはどんより雲の中を飛んでいった。
ビクッ!と固まって、
それを鳥肌たてながら見送る私。
・・・あんだけつついてもびくともしなかったくせに・・・
なんて憎憎しい・・・。
まぁとにかく雨が降る前に
全部取り込むことができたので、よしとするか・・・。
しかし、この虫嫌い。
ダンナに言わせると、
「オマエが前世でよっぽど虫に悪いことをしたからだ。」
という。
前世なんて知らんがな・・・。
けど、虫は季節モンだから
出る時期だけなるべく草っ原に近付かないようにして
極力かかわらないようにはしていたのだが、
恐ろしいことに・・・
そうもいってられない状況になりつつある。
体力の低下のため、
畑に出られなくなってきた義父母の代わりに
・・・どうもダンナと私がじょじょに畑の管理を
やっていかねばならなくなってきたのだ・・・。
今のままなら自分、あちこちに潜む虫どもにビビり
畑の真ん中で固まってしまい、
役にたたぬ状態である。ヤバし・・・!
虫嫌いを克服する方法を
どなたかご存知でしたら教えてくださいませ。
今日紹介するのはこちら
↓↓
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テンプレートが変わりましたねv
なんかあったかい感じ(ココアを連想してるのか!?)
でとってもGOODです。
ふるまんさんはトンボもだめですか…
私も昆虫類は苦手ですがトンボは平気ですよ。
私の母は福島の田舎育ちなので、こんな遊びを教えてもらった。
トンボの足にタコ糸をつけることで、
トンボをペット代わりに空中散歩に付き合えますよw
幼い頃に一度したが難しそうですよね…
投稿: hide | 2006年9月22日 (金) 00時13分
日に日に涼しくなってきますからね~。
テンプレートもあったかめのものに衣替えです。
とにかく虫は特に「跳ねるもの・飛ぶもの」がイヤですね。
あと質感が、どうにも受け入れられません・・・。
hideさんはトンボは平気なのですね。やはり、お母様の影響が
あるのですね。ウチの娘がやはり虫嫌いなのも、虫が出るたび
びびりまくる私の影響もあるのでしょう。
「トンボの足にタコ糸をつける」・・・私には一生できる芸当
ではありませんわ~。もぞもぞうごめく足を想像するだけで
・・・うぅぅ~、鳥肌~~~!
投稿: ふるまん | 2006年9月22日 (金) 00時50分