暗くするのは待って。
夏の夜の定番といえば、
「本当にあった恐いお話」でしょうか。
背筋が凍るような恐怖体験を、
今日!してしまったふるまんである。それは・・・
深夜、家族の者らも床に就き静まり返った室内。
私はひとり、風呂に入り一日の汗を流している。
「あぁ~~~。やはり風呂はいい・・・。」長風呂につかり、
身も心もリラックスし、
ささやかな幸せを感じつつ風呂から上がる。
と、
着替えの最中、
アコーディオンカーテン一枚隔てた洗面所で
誰かが歯磨きをしている気配。
”ははぁん、息子だな。まだ寝てなかったのか。”
自分の部屋でよく うたたねしてしまう息子。
夜遅くに目を覚まし、
本格的に寝る前に慌てて歯を磨きにくるのだ。
扇風機もかけっぱなしにしている時があるし、
そんな不摂生していては、カゼをひいてしまうぞ、
今 一言注意してやらねば!
そんなことを考えながら着替えを終え、
シャッ!とカーテンを開ける。
・・・と、あれ?
息子がもうそこにはいない・・・?
「・・・早すぎるぞ・・・。ちゃんと磨いてんのか・・・?」
いぶかしく思いながら、居間に行こうとした時、
洗面所と反対方向の
トイレと廊下の電気もつけっぱなしであるのに気付く。
”・・・息子~!
電気をつけたらちゃんと消せと言ってあるのに・・・!”
まったくもう!!
と、憤りながら私はなんの躊躇もなく、
バチン!!
とトイレの電気を切ってしまったのである。
と!その時!!
低い、くぐもった声がどこかから・・・!?
・・・切っちゃあ、イカ~~~ン・・・!!
ぎっ・ぎええぇーーーッ!?
突然聞こえた声に心臓がドカン!!
しかし、あっ!と、私がコトに気付くと同時に、
居間にいた息子が私に
「あ、母さん。いま じいちゃんトイレ入っとるで。」
わっ・わかっとるわい!
「す・すいません!ごめんなさいね、お義父さん!」
慌ててトイレの電気をつけ直すのであった。
はぁはぁ、ドキドキ・・・。
・・・とまぁ、日常のほんの些細な失敗の巻なのだが、
気持ちがノビきっているとき
自分の思い込んでいたことが
裏切られるようなことがあると、
ホントに肝の冷えるものであるよなぁ、
という恐いお話でしたとさ。
しかし、
個室で急に真っ暗になってしまうのも、恐いものです。
私も何度かトイレに入ってる最中、
確認もされず電気を切られてしまうことがあります。
大抵、義母によるものですが・・・。
そんな時私は一瞬ドキッとしますが、
「どうせ声を出しても、
義母は耳が遠いので聞いてもらえまい・・・。」
と、気付いてもらうのはあきらめ、
暗闇の中で恐怖と闘いながら、コトを処理するのです。
・・・同じ用足しでも、明るい中でするのと、
暗い中でするのでは緊迫感が違いますな。
お試しあれ。
夏バテからちょっと回復のふるまん。
久々のブログがしょーもないネタですみません。
今日のタイトルもじりはこちらッ!
↓↓
オードリー・ヘプバーンが、
悪人達に狙われる盲目の主婦役を熱演。
室内で繰り広げられる
ドキドキハラハラのサスペンスがすごい!
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今住んでいる家は築1年の賃貸アパートです。
玄関と洗面所、トイレの電気が感知式で自動的にON⇔OFFします。
なので…トイレでしばらくじっとしていると消えます。
はじめはビックリしましたが今は慣れました^^;
また点けるには動けばいいんですが、
トイレで一人手をフリフリしている姿も情けなく…
なので暗い中での用足しは経験済みですよ^^
投稿: hide | 2006年9月17日 (日) 23時39分
あぁ!感知式のライトって、そうですね。
ウチもありますが、いっぺん消えると感知するところで、
へろへろ動かなきゃなんないのが
確かに情けないです。誰も見てないとは思うのですが
なんか恥かしいのです・・・。
投稿: ふるまん | 2006年9月18日 (月) 11時41分