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2006年4月16日 (日)

男の料理!!

アナタが思い出す
子供の頃の「オヤジの味」とは何ですか?
私は実家にいる頃、
父があまり台所に立ったのを見たことがない。
インスタントラーメンくらいは作れるのかもしれないが、
大抵晩酌しながら、
母の作る食事が並べられるのを待っている・・・
という家事とは一切無縁の男性であったようだ。
しかし、そんな父でもホントに昔の昔、
私がまだ3つくらいのとき
料理を作ったことがあったのを思い出すのだ。
その料理とは・・・

まだ、家族が父と母、姉と私の4人の
アパート住まいであったころの夏の話で、
クーラーもなくテレビも白黒の時代。
夕方になると、遠くで
「ト~~~~フィ~~~~」と
豆腐屋のラッパが鳴っているのが
開け放した窓から聞こえてくる・・・と、
そんな懐かしい昭和の時代の話である。
と、そんな頃までさかのぼっちゃうほどに昔なのだが、
父がやむなく料理を作ったことがある。
たぶん、母が出産のため
助産院へ行ってしまった時だと思うが、
残されたのは小さい姉と私。
きっと父は
「とにかく何かを作って、子供等の腹を満たしてやらねば・・・。」
と思ったのだろう。
さて、その日テーブルに置かれたのは、
どんぶりが一鉢どん!と。
その中には水と氷そして、
ぶつ切りにされた「きゅうり」が浮かんでいたのだ。
「さあ、食べなさい。」と父。
どうやって食べるのかというと
別の小皿に味噌がのっている。
それをつけて食べるのだと・・・。
う~~ん・・・男の料理・・・(料理か!?)
いま、これのみの夕飯を「食べろ」と言ったとすれば、
一種虐待のようなカンジもしなくはないが、
昔のこと。どこにでもお惣菜が売っているわけもなし、
それまで料理などしたこともない父が
頭をふりしぼって考えたものなのかもしれない。
しかし、何故これを私がこれほど憶えているかといえば
意外なことに当時
「めっちゃ、美味かった!」からなのである。
母とは違うこのダイナミックな料理、
「冷たいきゅうりの味噌づけ」
「この世にこれほど、美味いものがあるのか!?」と思う程で、
カッパのようにシャキシャキと食したのを
憶えているからである。

それから時は流れ、現在。
夏の暑い夕方台所に西日を感じると
時々あの父の「冷たいきゅうりの味噌づけ」を思い出し、
たまに夕飯のオカズの一品に加えたりすることもある。
(あくまで、数種のオカズの中の一品である。)
当時のような「激うま!」感はないものの、
それでもなつかしい唯一の
「オヤジの味」なのである。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

親父の味ではないですが…
小学校の頃から時々連れて行ってもらっていた、
実家近所のやきとり屋さん自体が親父の味ですね。
当時、家では食べれないものがたくさんありましたからね!
子供ながら大人の味と認識してました^^;
今はその親父もいないし、そのやきとり屋もありません…
しかしその記憶と味は私のなかにまだまだ残ってますよ!
サラリーマンになった今の私は仕事帰りに寄るやきとり屋さんで
ふるまんさんの親父の味『もろきゅう』をつまみながらビールを飲んでますよ☆

投稿: hide | 2006年4月19日 (水) 23時40分

「やきとり」!いいですね~!レバーが私は大好きです。
hideさんのコメントを読んでいたら、
「そういえばOL時代一度だけ父と居酒屋に行ったなぁ・・・」と
いうことを思い出しました。
私は酒は飲めないので、あんまり行ったことがなかったのですが
あの独特のがやがやした雰囲気の中、父が
ぽんぽんと注文したり、店員さんとやりとりする様がなんとなく
カッコよさげだったことが、おぼろげに思い出されました。

投稿: ふるまん | 2006年4月20日 (木) 00時42分

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