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2006年3月22日 (水)

大人も風邪ひく春だから。

私は精神的には虚弱だが、
身体的にはけっこう頑健であると自負している。
「ふ・・・ここ2年程、カゼなんてひいていないわ・・・」
しかし、そんな傲慢な思いが
勝気な風邪ウィルスを挑発させてしまったのだろうか。
・・・いきなりやられてしまいましたな。
一気に病人気分である。

頭ガンガン、鼻水ダラダラ、
意識トロトロで家事をする気にもならず、
最低限することはして、あとは年寄りネコのように
ストーブの前で丸くなり、
じいっと身体の不快状態に耐えていたのだが、
・・・じっとしているということは、
のんきにしていると思われるのだろうか?
自分としては病人オーラを満々と発しているつもりであるのに、
家族の者らは容赦ナシである。
子供らの靴が汚いがこのままでよいのか?とか、
雨が降りかけているのに洗濯物を取り込まなくてもよいのか?とか
具合の悪さがピークであるのにもかかわらずこまごまと訴えてくる!
じゃかぁしいわ!くっそー!!
「風邪といえどもたいへんだから、ゆっくり休んでいるがよい。
家事は皆で協力してやるから心配しなくてよい。」
ぐらいのセリフが誰からも出ん!!
怒りのエネルギーは人をいっとき元気にさせるものである。
私はバッと飛びだすと、洗濯物をむちゃくちゃ手早く取り込み、
息子の靴をえらい勢いでガシャガシャと洗った。
「風邪のウィルスよ!もっと私の体内をかけめぐるがよい!
家族の者にこきつかわれ、私は更に病状を悪化させ、
気を失い倒れることだろう。
その時はじめて家族の者達は、
私に何をしたのか知ることになるだろう!」
・・・などとホットになっている脳内でやけにやけくそに、
悲劇の主人公になった自分を妄想するのであった。

・・・さて、冷静になってみて気付いたことは
「黙っていては伝わらぬ」ということである。
あまり自分が風邪・風邪と大袈裟に騒ぐのも
みっともないかと思っていたが、
黙っていたらいたで、
「こいつは大丈夫なのだ」と思われてしまうのだ!
「沈黙は金」などと言っとる場合ではない!
もっと自分が風邪で具合が悪いのだということを
アピールせねば!と、いうわけで、
子供らに息もたえだえの様相で「お願い」作戦開始である。
「お母さんは今日、具合悪いからお皿洗って?」
「ストーブの灯油を入れてくれない?」
すると子供らは「・・・わかった」
・・・おぉ・・・!素直に引き受けてくれるではないか!
ありがたや!やはり求めれば与えられるものであるのね。
こちらが要求もせずに
むこうが気を利かせてくれぬことを腹立たしく思うのは
間違いであると気付かされたのだった。

さて、その日が風邪のピークで
次の日は割りと楽な状態なのであったが、
も一度子供らに家事をお願いしてみよっかな~、と思ったら娘に
「お母さん、パソコンやれるぐらいなんだから
もうたいしたことないんでしょ。」
と冷たく言い放たれたのだった。
むぅ・・・よくご存知で・・・。我が娘、あなどれぬわ・・・!
しかし、やっぱし健康で
皆の為に家事が出来る日常が幸せなのかもしれん・・・。
などと悟ったここ数日の出来事である。

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